アムラはビタミンCを多く含んでいることから、抗酸化作用が強いと考えられていました。近年の研究で、β-グルコガリンという物質を含有していることがわかり、ビタミンCよりも強い抗酸化作用があることがわかってきました。

β-グルコガリンはタンニンの一種で、強い抗酸化力を持ちます。フリーラジカルを消去したり、活性酸素を吸収する能力に長けているなど、研究が進められています。

下記のような研究論文も発表されています。

 The isolation and characterization of β-glucogallin as a novel aldose reductase inhibitor from Emblica officinalis.(アムラ由来のβ-グルコガリンが、アルドース還元酵素(ALR2)を抑制する。)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22485126